こんにちは、中村です!
今回は、ショスタコーヴィッチ作曲の交響曲第7番「レニングラード」について紹介したいと思います。
まず、ショスタコーヴィッチとはどんな人か。
彼はソビエト(現ロシア)を代表する作曲家です。
ショスタコーヴィッチが生きた時代はロシア革命や2つの世界大戦、まさに波乱の時代でした。
芸術家たちもその影響を受けており、国の方針に従わない芸術家は処罰を受けることに…。
そんな時代背景を最もストレートに感じさせるのが交響曲第7番「レニングラード」です。
この交響曲は第二次世界大戦の戦争プロパガンダの交響曲です。ショスタコーヴィッチもドイツやイタリアのファシズムやユダヤ人虐殺の行為を辞めさせるために、ソビエト当局と同じ意見でこの曲を書いたのです。
私は10月にこの作品を演奏する機会があります。演奏していると、戦争の悲惨さや平和を望む市民たちの声が頭の中に浮かんできます。
現在、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が問題となっていますが、ウクライナ国民が一刻も早く平穏な日常を取り戻せますよう心から願っています。